石井 隆之

定価: ¥ 2,520
販売価格: ¥ 2,520
人気ランキング: 115410位
おすすめ度:

発売日: 2007-03-15
発売元: ベレ出版
発送可能時期: 通常24時間以内に発送
最近、風呂場ん中で読書をするというのにハマっている。
湿気で本がフニャフニャになるのだが、ま、あまり気にしないことにしている。
昨日から「意見・考えを論理的に述べる英語表現集 (CD BOOK)」を読み始めた。正直、私は後悔している。
こんな良い本を風呂場とかで読むのは罰当たりだという気がしている。
意見・考えを論理的に述べる英語表現集 (CD BOOK)の中にでてくる、ある言葉は私を幼少の時分へとタイムトリップさせてくれる。
誰の心の中にもある風景。「意見・考えを論理的に述べる英語表現集 (CD BOOK)」の中にはそれがあるような気がする。とりあえず表紙がフニャフニャになってしまったので、もう一冊買うかも知れない。
英語を学ぶすべての日本人へ
英語は、たくさんの語彙や表現を覚えないことには上達しません。インプットの量がその実力を決めるといっても過言ではありません。この本は、英文のライティングに使える表現が満載です。テーマも、政治・経済・ビジネス,文化・芸術・スポーツ,科学・技術・コンピューター,教育問題,環境問題,社会問題,医療問題,etc.と多岐にわたっており、一般に議論するべきことがほぼすべて網羅されています。本のタイトルに偽りはありません。
この本の英文が‘硬い’と書かれている方がいらっしゃいますが、何も用途をディベートに限定している本でもありませんし、そもそも「英語は書いて習得する」というのが世界の常識ですから、私はむしろこの本で使われているような書き方こそ見習うべきだと考えます。基本はこの本で覚え、実際に使う時には最新のデータや統計を盛り込んだりしながら、用途に応じて自分なりにアレンジしてて使えばいいと思います。それに、読めばわかりますが、そんなに硬い表現ばかりでもありません。
私はこの本をTOEFLの勉強に使用しています。TOEFLや、英検1級,準1級のライティングおよびスピーキングの勉強に最適です。
単なるアイディア集として・・・
石井氏の著作に共通していることなのですが、例文の表現が非常にカタいです。使われている単語も辞書(ジーニアス英和)を引くと≪正式≫と記されているものが非常に多く、そう、なんだか新聞記事から抜き出した文章をそのまま読んでいるような気分になります。(口語で ”Finally, worthy of special mention is that this exerted a great influence on European impressionism.”なんて言います?)もう少しシンプルに分かりやすく表現して欲しいです。
したがって、あくまでも個人的な意見ですが、この本を英語学習のメインに据えて丸暗記するほど使い込むよりは、単なるアイディア集として読み流す感じで使うのが良いかと思います・・・苦労して集めたであろうバラエティに富んだ情報が凝縮されています。(もちろん付属CDは発音の練習&チェックに便利です。)とにかく、けっこうクセのある本なので、まずは書店で中身をチャックされることをオススメします。
英検1級の二次対策用であれば、定番ですが、植田一三氏の「英語で意見を理論的に述べる技術とトレーニング」の方が使い勝手が良かったです。
英語の議論のテーマに注目
この本の題名は「表現集」となっていますが、この本に書かれた「表現を覚える」ことによって英語で議論する力が身につく、というものではないと考えます。むしろ注目すべきは、この本に取り上げられた議論の「テーマ(内容)」だと思います。これらのテーマの中には、実は日本語ですら「自分の意見を述べる」ことが非常に難しいものが数多く含まれてます。これらについては日ごろから自分なりに問題意識をもって考えておかないと、決して議論など出来ません。
ある程度英語力がついてくれば、自分の言いたいや知っていることは何とか表現できるようになります。しかし、自分にほとんど何の意見や考えがない場合には、日本語でも英語でも表現することなどできません。この本は、現状でも何とか表現できる内容を「より洗練された形で」表現できるようにトレーニングするための本であるとともに、自分の興味の意識が薄かった部分について「気付き」を与えてくれる本でもあります。
したがって、この本に書かれた表現を単に覚えるというのではなく、この本を手がかりとして、自分なりに日頃から様々な事象に興味を持ち、テーマごとに自分なりの考えをまとめていく、という積み重ねが重要だと思います。
