昔は全然本とか読まない人だった私ですが、最近ようやく読書の楽しみがわかってきたような気がします。ジャンルは特に気にしないで色んな本を読んでますね。今読んでいるのは「ハーバードで通じる英会話 (講談社現代新書)」。
本ってオモシロイですよね。「ハーバードで通じる英会話 (講談社現代新書)」みたいに、特に今の自分と関係ないジャンルの本でも「へぇ~~」って新たな気付きが得られたりして^^!
そう言えば兄が、この「ハーバードで通じる英会話 (講談社現代新書)」を読み終わったら貸して欲しいって言ってたけど、こーゆうの興味あるのか~~とチョット複雑な気分です。ま、いいけど・・・。
ハーバードで通じる英語とは「よいしょ」する事
もともと文法さえ間違っていなければ(文法が間違っていても)英語は通じます。そして、通じるか通じないかは、ティケットをチケットと言ってしまったり、ワーラーをウオーターと言ってしまったり、キャチャップをケチャップと言ってしまうかどうかなのです。
こう言わなければハーバードでは通じないという英語はありません。それなのに本書の題名「ハーバードで通じる・・」とは、いかがなものかと思ってしまいましたが、そこは深く考えず、英語の事よりも著者がハーバードに滞在した時のエッセイとして読めばいいと思います。
でも、ハーバードにいる人、行った事がある人には大変面白い内容で、思わず「そうそう」と思ってしまいますが、行った事がない人にとっては、ややイメージがつかみにくいのではないかと思いました。もう少し写真を増やせば良かったと思います。
英語以外の部分が面白いぞ!
ハーバードやMITで、下宿先で、街で、友人と同僚となど、と交わした会話がのってます。1つの状況が2ページ前後で書いてあります。背景やアメリカ文化などの説明、そして、英語と日本語での会話、気をつける表現で、1つの状況が終わります。日本語の方がかなり多いです。
会話であるためか、そんなに難しい表現はなかった印象です。
滞在記としての方が面白く、おもわず、英語を読まず、日本語だけ、読み進めてました。ありゃりゃ。
会話でつづるスケッチ風ハーバード体験記
題名から最初に浮かんだのは、教授陣や学生らとの丁々発止のやりとりのなかから採取した使える英語表現集といったイメージでしたが、これはちょっと違いました。本書は、1971年以降数度に渡りハーバード大学を訪れた著者がキャンパス内外での生活体験を英語の会話の中に再現したものです。そこで披露されるのは、あまりくずさない、ややかための英語なので(著者にすれば、それが「ハーバードで通じる英語」ということなのでしょうが)いわゆる旬な表現は期待しないほうがいいでしょう。
また、英語表現に関する注がセクションごとに挿入されてはいるのですが、そのいっぽう、「ビニール袋」を a vynil bag とは言っても通じなかったというくだりで、「R教授がアメリカではビニール袋ではわからない、a rayon bag と言わなければと教えてくれました」で締めくくってしまっているのも少し気になりました。国内各種の和英辞典では、「ビニール袋」に対してふつう a plastic bag をあてています。もしもアメリカではそうは言わないとすれば、なかなか「おいしい発見」のはずですが、では、どういうものが a rayon bag で、a plastic bag とはどう違うのかという説明はありません。著者の本意ではないかもしれませんが、「生活英語」をアピールするなら、もう少しこうしたディテールへのこだわりももってほしかったと思います。
ただ、ギリシア系の家庭(1988年の大統領選で先代のブッシュの対抗馬として登場したデュカキス候補の親戚の家)に下宿した際の体験や、MITでのチョムスキー教授の授業風景など、興味深いエピソードもいろいろ披露されていますので、本書は、軽いスケッチ風エッセイとして読み、英語の部分はおまけと割り切るほうがいいのかもしれません。

