藤枝 善之

定価: ¥ 714
販売価格: ¥ 714
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発売日: 2007-01-16
発売元: 新潮社
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使ってみたい映画の英語 男の名セリフを味わうはわかりやすい本ですよ。人それぞれ、わかりやすい基準は違うかもしれませんが、私はこういう本にはなかなかめぐり合えないと思います。
使ってみたい映画の英語 男の名セリフを味わうはこう見えても、これ1冊で欲しいところは全部間に合いそうな本なんです。他の本を読んでがっかりしていた方にもきっと満足いただける本だと思います。
使ってみたい映画の英語 男の名セリフを味わうは読んでいただければお分かりになると思いますが、必要なところがみんな載っている本だと思います。知りたいことではなくて、知らなければならないところですね。
私たちは専門になるわけではないので使ってみたい映画の英語 男の名セリフを味わうのような本が合うのではないでしょうか?
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だから、使ってみたい映画の英語 男の名セリフを味わうを私はオススメします。あなたの生活に使ってみたい映画の英語 男の名セリフを味わうはきっとお役に立つ1冊になることでしょう。
「あっ、なーるほど!」と唸る鋭い指摘満載の面白本
面白い!面白くて、ためになる!この本は、名作映画の蘊蓄エッセイとして楽しいだけでなく、英語マニアの私が「あっ、なーるほど!」と唸る鋭い指摘満載である。
まず、高校の英語教師として、私が長年疑問に思っていた『カサブランカ』の名セリフ “Here’s looking at you, kid.”の文法。私がこれまで本やネットで目にしてきた説明は二つあって、一つめは、「Here’s to looking at you, kid.(君を見ることに乾杯)という文からtoが省略された」というもの。もっともらしい説明だが、こんなことはあり得ない。 “Here’s to you.”(君に乾杯)からtoを省略すると“Here’s you.”、 “Here’s to your health.”(君の健康を祝して乾杯)からtoを省略すると“Here’s your health.”になるが、こんな英語聞いたことがない。toを省くと、乾杯の意味は完全に消える。二つめの説明は、「ここにlooking at youが存在する」と解釈するというもの。一つめの説よりましだが、こう解釈して、本当に「乾杯」になるの?ところが本書を読むと、三つめの説が紹介されていて、それは「この場所が君を見ている」というもの。著者は、これら三つの説を「不可能、不自然」とバッサリ斬った上で、「目からウロコ」の解説を展開する。喉の奥に刺さった小骨が数十年ぶりに取れた気持ちの良さだ。“Here’s looking at you, kid.”と祝杯を挙げたくなった。
“I love you.”は「愛してる」という意味だと思っていたが、これは単なる思いこみだった。著者は『タイタニック』を例にとって、全く違う意味になる場合があることを示している。私も『タイタニック』が好きで、DVDを2回観たが、気が付かなかったなあ。
「?を見張る」という意味の英語がなぜkeep an eye on ? になるのか不思議だった。なぜなら、見張るときは両眼でしっかり見張るのに、an eyeが使われるからだ。しかし、本書を読んで納得。
仮定法過去完了は、過去の事実と反対のことを仮定する用法だと思っていたが、本書によると、未来のことを仮定するときにも使われるという。例として『ミッドナイト・ラン』が挙げられていたので、さっそく買って観てみたが、へー、こんな高度な仮定法の使い方があるんだ…。
私は授業で、「固有名詞に冠詞が付く例」を何回か生徒に教えてきたが、これは私の誤解だった。本書では映画『ゴースト』を例に、登場人物の名前に不定冠詞aが付く場合について解説しているが、明快だ!
構成も取り上げた英語のフレーズも良くない
タイトルから期待したのは、マーク・ピーターセンの著書に出て来るような、英語らしい表現の日本語訳では伝わらないニュアンスのお話だった。しかし、取り上げられた台詞は、意味として面白いものが多く、英語を看板に掲げる本としては物足りないものだった。
取り上げた映画のあらすじを2ページで紹介して、1ページその映画についてのコメント、1ページ英語の台詞を1・2取り上げて解説、計4ページで一つの映画と言う形式は、そもそも、あらすじをだらだら書いている時点で失敗だと感じた。あらすじでは映画の面白さは伝わらないもんね。英語の解説も、結構プリミティブで文法的なものが多くて、面白くなかった。
英語の勉強をしたいと思って読むと・・・
映画好きにはとても楽しい本です。英語の勉強をしたいと思って読むと、やや期待外れかもしれません。英語の文例がもっとたくさんあればいいんでしょうが、新書という制約の中ではやむを得ないかもしれません。
